【4587ペプチドリーム】不正事件の暴落は売られすぎ?「2014年当時の下値」を目安に100株拾ってみた話
こんにちは、ライダー大家です。
皆さんは「バイオベンチャー株」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
「一発逆転のギャンブル」「治験失敗で大暴落するハイリスクな魔境」というイメージが強いのではないでしょうか。
実は私も、基本はどっしり構える不動産(実物資産)や、メタ・エヌビディアといった大手のハイテク株、郵政3社、三菱商事といったディフェンシブ株を中心にポートフォリオを組んでいます。
しかし先日、ちょっとした価格の歪みを見つけて、ひっそりとバイオ大手の**ペプチドリーム(4587)**を仕込んでいました。
今回は「大した投資術でもなんでもない」のですが、私がこのタイミングで買いを入れた、ごくシンプルな理由をブログに整理しておきます。
📊 わずか2週間でプラス12%超。これが私のエントリー履歴
まずは実際の取引画面(証券口座の明細)をご覧ください。

- 買付日:2026年8月13日
- 取得単価:993.00円(100株・特定)
- 現在の株価:1,114.5円
- 現在の評価損益:+12.23%(+12,150円)
地合いが極めて悪かった8月中旬、私は1株993円という3桁の価格で、100株(単元)を綺麗に大底で拾うことができました。
ネット上の掲示板やSNSでは「ペプドリはもう終わりだ」と絶望の嵐が吹き荒れていましたが、私は以下のような非常に単純な2つの理由から「これなら損は少ないだろう」と考えていました。
🔎 理由①:不正事件による暴落は「本業の死」ではない
年初からのペプチドリームの株価暴落、その大きな引き金は**「元社員による数億円規模の不正送金(資金着服)事件」**でした。
このニュースが出た瞬間、市場はパニックになり、ガバナンス(内部統制)への不信感から株価は過剰に売り叩かれました。
ですが、ここで起きた事象はあくまで「社内のガバナンスの問題」であって、ペプチドリームが持っている世界トップクラスの創薬技術(特殊ペプチド)の価値は、1ミリも傷ついていません。
「薬の開発に失敗した」という本業の破綻ではないため、会社側が再発防止策を講じて内部統制さえしっかり見直されれば、いずれ株価は適正な水準に落ち着くだろうと考えたのが1つ目の理由です。新規の開発が進めば、上値は自然とついてくるはずです。
しかも、バイオベンチャーです一発大逆転のチャンスもあります。
実際に、中間決算報告では「通期で売上320億円、営業利益46億円の黒字化計画は変更なし」の自信、海外メガ製薬(メルクなど)との「大口契約(進捗)」、「開発ラインの数」が右肩上がりで増えている事実などによって、株価は上昇を開始しました。
📉 理由②:「2014年の大底」と近かったので、下がってもあとわずか
もう一つの決め手は、チャートの歴史的な節目(大底)の確認です。
株価が900円台まで突っ込んだとき、過去の長期チャートを引き伸ばして確認すると、これは上場直後である**「2014年当時の歴史的な最安値」**とほぼ同じ水準まで落ちてきていました。
これを見て、「これ以上下がったとしても、損する幅はあとわずかだろう」と逆算しました。
つまり、**「下値の恐怖(リスク)に対して、反発したときの上値(期待値)の方が大きい」**という、極めて勝率の高そうな水準だったからこそ、100株だけ安心して乗ることができたのです。
🗒 まとめ:みんながパニックの時に、一歩引いて観察する
株も不動産も、本質はすべて同じかもしれません。
みんなが群がって盛り上がっている天井で買う(キオクシア高値掴みの教訓…笑)のではなく、みんなが事件や絶望で売っている時に、一歩引いて「チャートの下値」や「下落の理由」をシンプルに考えて見ただけなんです。
今回のような10万円前後から100株単位で仕込める株は、巨額の資金が必要な半導体株と違って、個人投資家でも非常に真似しやすいリスクの低い戦い方です。 (バイオベンチャーなのでセクターとしてはハイリスクハイリターンですが…)
手数料の安い証券口座などを活用して、こうした市場の歪みを小まめに拾っていくサブ戦略は、ポートフォリオに程よいスパイスを与えてくれます。
日経平均株価に関係なく日々ジリジリ上がっていく様子は、知る人しか買わない株なんだろうなぁと思わせられます。キオクシアのようなニュースで派手に報じられる株にイナゴのように群がるよりも(私もそのイナゴの一人でしたが・・・)こういった株を見つけていきたいと思う今日この頃です。
